米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、河野太郎防衛相は14日、米首都ワシントンのシンクタンク、米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、中国が沖縄県・尖閣諸島の領海に、毎月平均して3回侵入しているとして強い警戒感を示した。(写真はVOAのキャプチャー)
河野防衛相は、中国が最終的に、武力で尖閣諸島を奪取するつもりであることは明白だと指摘。「中国が、東シナ海、特に尖閣諸島周辺の現状を一方的に変えようとしていることを、われわれは強く懸念している。中国は、海軍あるいは準軍事組織の中国海警部隊の武力により目的を実現しようとしている」と述べた。
米国防総省の高官は今月、日本による尖閣諸島の防衛に対し、米軍が支援を行うとの約束を改めて強調した。
香港メディア、東網によると、中国海警局は14日、公式ミニブログで、中国海警2502などの艦隊が、釣魚島(尖閣諸島の中国名)周辺のパトロールを行ったことを明らかにした。同様のパトロールは今年、4日に続いて2回目となる。
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