
海外の中国語ニュースサイト、博訊新聞網によると、中国の医療関係者は、肺炎の原因が新種のコロナウイルスとの見方を示した。武漢市の患者の一部は市内の食品卸売市場「武漢市華南海鮮城」の業者で、場内で売られていた野生動物から、変異したウイルスに感染した可能性がある。
2003年に中国で大流行した新型肺炎(SARS)や、中東呼吸器症候群(MERS)も新種のコロナウイルスが原因だった。同委員会は、今回のウイルス性肺炎について、新型肺炎(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ、インフルエンザの可能性はないと公表した。
地元民によると、「武漢市華南海鮮城」は名前と異なり、各種の食品や雑貨が販売されている。シカやカワウソ、ヘビなどの野生動物も売られた。市場は1日から営業が停止している。
★参考情報★
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●原因不明の肺炎患者59人 SARSの可能性否定 武漢
●雲南のコウモリからエボラウイルス ヒトに感染の恐れも 研究者が英科学誌で発表