解放軍部隊が駐屯地周辺で清掃 デモ発生以来初めて

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、中国人民解放軍の香港駐在部隊員が16日午後4時、九竜半島・九龍塘地区の駐屯地周辺の街路に現れ、道路上に置かれた障害物やゴミの清掃作業を行った。反政府デモ発生以来の5カ月間で、解放軍が街頭に出たのは初めて。

 16日付米紙ワシントン・ポストは「中国政府が、香港に対しさらに強烈な武力行使を行う可能性があり、米国など民主主義諸国は対応を準備するべきだ」との専門家の意見を掲載した。

 部隊員は、揃いの短パンとTシャツ姿で現れ、住民と協力して作業を行った。ロイター通信は16日、中国軍人が街頭に現れたことは抗議者の不満をかきたて、香港の自治をめぐる論争に発展する可能性があると伝えた。

 中国紙・環球時報は、専門家の発言を引用し「解放軍の香港駐在部隊が、特区(香港)の社会秩序回復に対し、使命を持つことを示すシグナルだ」と報じた。

 1997年の香港返還以降、香港の街頭に解放軍が出たのは2度目。2018年に台風が香港を直撃した後、解放軍の兵士が住民の清掃を手伝った。

 現在、香港の駐屯地には最多で1万2000人で、以前の2倍に増えたとみられている。

★参考情報★

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香港デモ鎮圧に武装警察投入か 米誌が可能性指摘

香港デモ鎮圧で軍出動の可能性 中国国防省が示唆
香港出先機関包囲に中国抗議 暴力事件はマフィア関与か

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 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、中国人民解放軍の香港駐在部隊員が16日午後4時、九竜半島・九龍塘地区の駐屯地周辺の街路に現れ、道路上に置かれた障害物やゴミの清掃作業を行った。反政府デモ発生以来の5カ月間で、解放軍が街頭に出たのは初めて。

 16日付米紙ワシントン・ポストは「中国政府が、香港に対しさらに強烈な武力行使を行う可能性があり、米国など民主主義諸国は対応を準備するべきだ」との専門家の意見を掲載した。

 部隊員は、揃いの短パンとTシャツ姿で現れ、住民と協力して作業を行った。ロイター通信は16日、中国軍人が街頭に現れたことは抗議者の不満をかきたて、香港の自治をめぐる論争に発展する可能性があると伝えた。

 中国紙・環球時報は、専門家の発言を引用し「解放軍の香港駐在部隊が、特区(香港)の社会秩序回復に対し、使命を持つことを示すシグナルだ」と報じた。

 1997年の香港返還以降、香港の街頭に解放軍が出たのは2度目。2018年に台風が香港を直撃した後、解放軍の兵士が住民の清掃を手伝った。

 現在、香港の駐屯地には最多で1万2000人で、以前の2倍に増えたとみられている。

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