
ニュースサイトの
東網の11日の報道によると、湖南省長沙市雨花区の団地「匯城上築小区」で5日午後1時36分ごろ、子どもが大人に殴られているとの110番通報があり、警官が駆けつけると男児が倒れ、男が住民に取り押さえられていた。男児は病院に運ばれたが、死亡した。(写真は東網のキャプチャー)
澎湃新聞によると、男児は、団地に住む小学4年生の羅棋君(9)。警察によれば、頭などを激しく殴られたが、死因は首を絞められたことによる窒息死。警察は、同じ団地内に住む男(30)を拘束した。男は精神病の通院歴があった。暴行は20分近く続いたが、周囲にいた住民は誰も制止せず、中国社会に大きな衝撃を与えている。
羅君は5日正午、団地内5号棟の自宅で昼食後、学校に行くためエレベーターで階下に降りた。団地内の防犯カメラによると、同日1時半ごろ、羅君は5号棟1階入り口を逃げるように走り出たが、付近の階段で転倒。追いかけて来た男が馬乗りになり、羅君を殴り始めた。男は身長180センチ、体重100キロの巨漢だった。
警察には1時36分に最初の通報があったが、警察官が現場に駆けつけたのは20分後。警察は最初の通報で、重大事件と思わず、救急車の出動も要請していなかった。また、この間、周辺に多数の住民がいたが制止しなかった。
騰訊網によると、羅君の父親は「当時、多くの人がみていた。1人でも身を挺して助けてくれれば、こんな惨事は起きなかったのに」と話している。

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東網の11日の報道によると、湖南省長沙市雨花区の団地「匯城上築小区」で5日午後1時36分ごろ、子どもが大人に殴られているとの110番通報があり、警官が駆けつけると男児が倒れ、男が住民に取り押さえられていた。男児は病院に運ばれたが、死亡した。(写真は東網のキャプチャー)
澎湃新聞によると、男児は、団地に住む小学4年生の羅棋君(9)。警察によれば、頭などを激しく殴られたが、死因は首を絞められたことによる窒息死。警察は、同じ団地内に住む男(30)を拘束した。男は精神病の通院歴があった。暴行は20分近く続いたが、周囲にいた住民は誰も制止せず、中国社会に大きな衝撃を与えている。
羅君は5日正午、団地内5号棟の自宅で昼食後、学校に行くためエレベーターで階下に降りた。団地内の防犯カメラによると、同日1時半ごろ、羅君は5号棟1階入り口を逃げるように走り出たが、付近の階段で転倒。追いかけて来た男が馬乗りになり、羅君を殴り始めた。男は身長180センチ、体重100キロの巨漢だった。
警察には1時36分に最初の通報があったが、警察官が現場に駆けつけたのは20分後。警察は最初の通報で、重大事件と思わず、救急車の出動も要請していなかった。また、この間、周辺に多数の住民がいたが制止しなかった。
騰訊網によると、羅君の父親は「当時、多くの人がみていた。1人でも身を挺して助けてくれれば、こんな惨事は起きなかったのに」と話している。