学校内で殺傷事件相次ぐ 当局は厳しく情報封鎖

2019年9月27日校 広西チワン族自治区と四川省の学校で、生徒による殺傷事件が相次ぎ2人が死傷したが、当局が全力で情報を封鎖している。当局の強い姿勢を前に、民衆もネットへの情報アップを自己規制しているもようだ。海外に拠点を置くニュースサイト、博訊新聞網が伝えた。(写真は博訊新聞網のキャプチャー)

 同自治区都安県の安陽中学では16日、生徒が別の生徒に校舎4階から投げ落とされて重傷を負った。容疑者の生徒は長期間、重傷の生徒からいじめを受けていたという。同県では誰でも知る事件だが、自治区当局が情報を規制したため、1週間後にようやく表沙汰になった。

 四川省成都市金堂県では12日、学校の生徒(13)が別の生徒(12)に殺害。犯人の生徒は、父母ら家族の助けを借りて被害者の遺体をばらばらにし捨てた。その後、生徒と父母、祖父母、おじは逮捕された。父親は広東省で出稼ぎしていたが、飛行機で急ぎ帰省し犯行に及んだという。

 四川省の一部メディアが事件を伝えたが、その後削除され、現在もすべてのメディアが報道していない。

 成都市では16日、学校の女性教員が行方不明になったが、学校関係者は沈黙している。6年前に類似の事件が起きた際は、直ちに全国に報道されたが、16日の事件の情報は、ネット上からも削除された。
 消息筋は「最近、当局の情報規制と封鎖は、さらにレベルアップした」と話している。当局は最初、各種のルートを使って事件の当事者の情報発信を止めた後、ネットメディアなどの情報発信を規制しているという。

 中国のポータルサイト、網易の元職員によると、工業情報化省(MIIT)の傘下機関の「不良情報処理センター」が北京に設置され、当初は詐欺やわいせつ情報を処理していたが、現在は治安維持が主な任務となっている。

★参考情報★
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学校内で殺傷事件相次ぐ 当局は厳しく情報封鎖

2019年9月27日校 広西チワン族自治区と四川省の学校で、生徒による殺傷事件が相次ぎ2人が死傷したが、当局が全力で情報を封鎖している。当局の強い姿勢を前に、民衆もネットへの情報アップを自己規制しているもようだ。海外に拠点を置くニュースサイト、博訊新聞網が伝えた。(写真は博訊新聞網のキャプチャー)

 同自治区都安県の安陽中学では16日、生徒が別の生徒に校舎4階から投げ落とされて重傷を負った。容疑者の生徒は長期間、重傷の生徒からいじめを受けていたという。同県では誰でも知る事件だが、自治区当局が情報を規制したため、1週間後にようやく表沙汰になった。

 四川省成都市金堂県では12日、学校の生徒(13)が別の生徒(12)に殺害。犯人の生徒は、父母ら家族の助けを借りて被害者の遺体をばらばらにし捨てた。その後、生徒と父母、祖父母、おじは逮捕された。父親は広東省で出稼ぎしていたが、飛行機で急ぎ帰省し犯行に及んだという。

 四川省の一部メディアが事件を伝えたが、その後削除され、現在もすべてのメディアが報道していない。

 成都市では16日、学校の女性教員が行方不明になったが、学校関係者は沈黙している。6年前に類似の事件が起きた際は、直ちに全国に報道されたが、16日の事件の情報は、ネット上からも削除された。
 消息筋は「最近、当局の情報規制と封鎖は、さらにレベルアップした」と話している。当局は最初、各種のルートを使って事件の当事者の情報発信を止めた後、ネットメディアなどの情報発信を規制しているという。

 中国のポータルサイト、網易の元職員によると、工業情報化省(MIIT)の傘下機関の「不良情報処理センター」が北京に設置され、当初は詐欺やわいせつ情報を処理していたが、現在は治安維持が主な任務となっている。

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