モンゴルの砂嵐北京へ=PM10濃度上昇、一時「重い汚染」

2019年5月13日砂 ニュースサイトの環球網などによると、北京市環境保護観測センターは12日、モンゴルで発生した砂嵐が北京市延慶地区に到達したと発表した。センターによると、一部でPM10(微小粒子状物質)の濃度がμg/m3(マイクログラム/立方メートル)を記録して、大気質指数(AQI)が6段階で上から2番目の「重い汚染」となった。(写真は、星島日報のキャプチャー)

 砂嵐による大気汚染は、北京では12日午後10時ごろ終わったが、その後、風下の天津で深刻化した。河南省・鄭州、陝西省・西安などでも大気質が低下した。

 砂嵐の発生源はモンゴル西部。砂塵が東と南東部の2つに別れて流れ出た。内モンゴル自治区のフフホト市気象台は12日午前6時半、砂嵐では3段階で3番目の黄色警報を発令、一時視界は1000メートルを下回った。一部都市でPM10の濃度が2000μg/m3を記録した。

★参考情報★

ーーーーーーーーーーーー

北京で再び砂嵐、PM10濃度急上昇、全市が重度の汚染
北京、天津で大気汚染警報発令、工業操業や車両通行規制

タイトルとURLをコピーしました