
司令官は、砕氷船「雪竜」の動きを取り上げ、中国が北極圏で強圧的な経済活動を行う恐れに懸念を示した。会合では米沿岸警備隊のシュルツ長官も「中国が北極圏で、米軍事情報収集を含む活動を行っている」と指摘した。長官によると、中国は過去6~7年、アラスカ州沖の北極圏で、米空軍の活動状況の観察を続けてきた。
ポンペオ米国務長官も6日、フィンランドで開かれた北極評議会の会合で演説し「中国が南シナ海で示した居丈高な態度は、彼らが北極圏でどのような行動を行うかを暗示している」と語り警戒感を示した。
★参考情報★
ーーーーーーーーー