
欧州の国家の艦艇が台湾海峡を航行するのは極めてまれ。米国は中国周辺海域の公海で「航行の自由」を主張している。仏軍艦の今回の航行は、米国の同盟国や友好国の中で賛同国が増えていることを示しており、オーストラリアや日本も追随する可能性がある。
米国防総省のデンマーク前副次官補は「フランスが、アジア太平洋の国際政治に関与を始めたことを示す。中国の行動が国際秩序への挑戦であることを分からせるつもりがある」と述べた。
米軍艦艇の台湾海峡航行は常態化しており、3月には米海軍と米沿岸警備隊の艦艇が通過した。貿易紛争以外にも、米中間の火種が増えているといえそう。米国は南シナ海での「航行の自由」を活発化させており、中国が態度を硬化している。
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