
中国の習近平国家主席は、6月に大阪で開かれる大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて来日する見通し。外務省関係者によると、14日の会合は習主席訪日前の話し合いの機会で、幅広い分野での話し合いが可能になった。河野外相は15日、李克強首相、王毅・国務委員兼外相と個別に会談を行う。
外務省によると14日の同対話で、強制技術移転,知的財産権保護、データの取扱い、産業補助金などの問題について日本側の懸念を伝えた。報道によると、通信設備・端末メーカーの華為技術(ファーウェイ)をめぐる問題についても話し合われたとみらえる。日本は、政府調達からファーウェイ製品の排除を決めたことに対し、中国側が不満を伝えた。