
当局によると今回の大気汚染は、「元宵節」を祝う爆竹・花火と大気汚染物質が拡散しにくい気象条件が重なり、19日から北京・天津・河北(京津冀)地区で大気汚染が深刻化した。汚染は白昼に改善し夜間に深刻化する状態が続いている。
北京市ではオレンジ警報の発令により、あらかじめ指定を受けている工場が操業停止から短縮を命じられたほか、スプレー塗装、建物の取り壊し、法面のモルタル吹付けなどの一部の施工が規制を受けた。住民の爆竹・花火、屋外でのバーベキューも禁じられた。
北京市当局は、係官延べ1万3000人を動員。大気汚染源となる可能性がある約3300カ所を点検し、違法事例297件を摘発した。このほか作業員延べ8万人の態勢で、路上の清掃活動を強化した。
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