
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの20日の報道によると、ドイツ政府筋は5Gのインフラ建設でファーウェイの参入を認める方向に傾いていると述べた。ファーウェイ製品の価格が他の企業よりも低いためだという。ドイツ政府筋は「ファーウェイが自社製品を通じ、秘密を窃取している証拠はみつからなかった」と話している。
ブルームバーク通信の19日の報道によると、ニュージーランドのアーダーン首相はこのほど、自国の5G回線網建設でファーウェイを排除するかどうかまだ最終的に決めていないと述べた。NZ政府は昨年11月末、通信キャリアのスパークが、ファーウェイの5G製品を導入することに懸念を示していた。
英紙フィナンシャル・タイムズなどよると、英政府は先に、5Gでファーウェイ製品使用で生じるリスクは管理が可能だと結論付け、徹底排除しない方針を決めた。
博訊新聞網によると、ファーウェイ創業者の任正非氏は、米CBSテレビが19日放送したインタビューの中で「過去30年間、顧客情報を中国政府と共有したことはないし、今後もない。ファーウェイの設備に、中国政府と顧客情報を共有するためのバックドアが仕掛けられたことはない」と述べた。
★参考情報★
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●ファーウェイの5Gリスクは管理可能 英政府機関が結論
●ノルウェーもファーウェイへの警戒呼び掛け デンマークは従業員2人国外退去