貿易協議の米側代表団、習主席と面会へ 米高官が見方 「非常に良いシグナル」

 2019年2月15日貿米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は14日、北京で中国との貿易協議に参加した米側の代表団が15日、習近平国家主席と面会すると述べた。同委員長は「非常に良いシグナルだ」と話している。(写真は米公共放送ボイス・オブ・アメリカのキャプチャー)

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、米中両国は、米側はライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官、中国側は劉鶴副首相が出席し14日から2日間の予定で協議を始めた。中国の知的財産権保護や構造改革などの問題で話し合いを進めており、最終的にはトランプ米大統領と習主席の首脳会談での妥結を目指している。

 ブルームバーグ通信は、消息筋情報として、トランプ大統領が中国製品への制裁関税引き上げを60日間、延長することを検討していると伝えた。クドロー委員長は報道について「私はこの件で発言できない。ただ、米国はまだ、最終判断に達していない」と述べた。

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