貴州と安徽で相次ぎ衝突事故　72人死傷、120台超が関連

春節（旧正月）連休後の帰還客で混み合う貴州省と安徽省の高速道路と一般道で9と10日、車120台以上が絡む衝突事故が相次ぎ発生、計72人が死傷した。香港紙・星島日報（電子版）などが11日伝えた。（写真は星島日報のキャプチャー）

　貴州省では思剣、安江両高速道路で9日夜、計約100台が絡む玉突き衝突事故が2件発生。2人が死亡し50人重軽傷を負った。いずれの現場も雨の後の気温下降で路面が凍結、滑りやすくなっていた。

　安徽省では10日午前5時ごろ、岳武高速道路で23台が相次ぎ衝突。5人が死亡、4人がけがした。死者のうち4人は、車の衝突を避けようと中央分離帯のフェンス上にいたところ、足を滑らし転落死した。

　安徽省では10日午前8時ごろ、合肥市の一般道路で小型バスが乗用車と衝突。6人が死亡、5人がけがした。