
昨年、事故が多発した道路10本は、遼寧省のG201国道の丹東市内の区間(事故件数29件、死者19人)、河南省のG312国道の南陽市内の区間(同58件、同16人)、江西省のG206国道の撫州市の区間(同42件、同16人)など。これら区間では平均13件の事故が起き、13人が死亡していた。
同省によると、18年は交通事故の死者が前年比0.9%減、1度に3人以上死亡した事故は22.9%減、5人以上死亡した事故は14.9%減った。1度に10人以上死亡した事故も5件起きたが、件数は前年比44.4%減った。
中国では1月21日から、春節(旧正月)を中心とする特別輸送体制「春運」が行われている。同省によると、今年は道路交通により延べ24億6000人が移動するとみられる。