昨年交通事故多発の道路10本発表 373件発生、149人死亡

2019年1月31日車 中国公安省は30日、北京で記者会見し、2018年に交通事故が多発した道路10本を発表した。これらの道路では事故373件が発生、計149人が死亡した。中国紙・人民日報(電子版)が30日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 昨年、事故が多発した道路10本は、遼寧省のG201国道の丹東市内の区間(事故件数29件、死者19人)、河南省のG312国道の南陽市内の区間(同58件、同16人)、江西省のG206国道の撫州市の区間(同42件、同16人)など。これら区間では平均13件の事故が起き、13人が死亡していた。

 同省によると、18年は交通事故の死者が前年比0.9%減、1度に3人以上死亡した事故は22.9%減、5人以上死亡した事故は14.9%減った。1度に10人以上死亡した事故も5件起きたが、件数は前年比44.4%減った。

 中国では1月21日から、春節(旧正月)を中心とする特別輸送体制「春運」が行われている。同省によると、今年は道路交通により延べ24億6000人が移動するとみられる。
タイトルとURLをコピーしました