18年成長率28年ぶり低水準 統計局が経済下振れ圧力と懸念

 国家統計局の寧吉喆局長は21日、記者会見で、2018年の中国実質成長率が6.6%だったと発表した。28年ぶりの低水準となる。また、18年10~12月は6.4%と四半期ベースで10年ぶりの低さだった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が同日伝えた。

 寧局長は「外部環境が厳しく、経済に下振れ圧力がかかっている。焦点を定めた対策が必要だ」と述べて、懸念を示した。

 中国経済は内需外需とも弱く、上半期(1~6月)中は下降傾向が避けられない見通し。ただ、下半期(7~12月)には政府の穏健な成長刺激策の効果で落ち着く可能性がある。

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