工事現場でタワークレーン転倒 操作員ら2人死亡 四川

 2018年12月19日吊四川省雅安市雨城区の建設工事現場で17日午前9時ごろ、作業中のタワークレーンが転倒、操作員1人と地上の作業員1人が死亡した。中国新聞網が同日伝えた。(写真は中国新聞網のキャプチャー)

 目撃者によると、タワークレーンは建設工事現場沿いの道路に向けて転倒。現場の囲いと停車中の乗用車1台を押しつぶした。乗用車は無人でけが人はなかった。

 雨城区の担当部門が現場に急行し、対応を行った。事故原因は調査中だが、タワークレーンの設置方法か操作の誤り、製品の欠陥などが考えられるという。

 中国ではクレーンの転倒事故がしばしば発生。今月11日にも、陝西省漢中市の建設工事現場で起き、作業員3人が死亡した。今年7月には黒龍江省海倫市の住宅建設現場でも転倒事故が発生して作業員6人が死傷。昨年8月には、広東省中山市でクレーン車が作業中に横転して走行中の乗用車を直撃し、乗っていた男女6人が死傷した。

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