カナダグースが北京開店延期 ファーウェイ幹部逮捕の影響か

 カナダのファッションブランド、カナダグースが、中国1号店として15日に予定していた、北京市三里屯地区の店舗の開業を延期したことが分かった。カナダの当局が米国の要請で、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕した事件の影響とみられる。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が同日伝えた。

 カナダグースはカナダ・トロントが拠点。同地区の店舗には「開業一時延期」を知らせる紙が貼られた。同社は中国公式ミニブログを通じ、北京三里屯店について内装工事が原因と説明したが、開業時期は明らかにしていない。

 中国のネット上では、孟CFOの逮捕後、カナダグースの店舗開業の際の抗議行動を呼び掛ける投稿がみられた。

 カナダ政府は14日、ジョリー観光相が今月後半に予定していた中国訪問を延期すると発表した。同政府の発表は、ファーウェイ問題などには触れていない。

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