マリオットの顧客情報流出 米国務長官が中国政府の関与指摘 対抗策発表へ

2018年12月13日彭 世界最大手ホテルチェーンであるマリオット・インターナショナル傘下のスターウッドで、予約システムがハッカーの侵入を受け約5億人分の顧客情報が流出した事件に関し、ポンペオ米国務長官は12日、ハッカーの背後には中国の関与があると指摘した。香港メディアの東網が13日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 米ニューヨーク・タイムズ紙によると、スターウッドのシステムに侵入したハッカーが使ったクラウド・サーバーが、過去に中国政府が主導したハッカー攻撃のものと一致していた。情報窃取の手口も、中国ハッカーがしばしば使うものだった。盗まれた情報がダークウェブで販売された形跡がないことも、中国政府の関与を疑わせる原因となっている。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、今回の事件に関し米トランプ政権はまもなく対抗策を発表する。中国の情報機関と軍部に属するハッカーを司法省が起訴することや、通信設備の基幹部品について中国企業に対し販売禁止にすることなどが含まれるとみられる。

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