米連邦大陪審、中台半導体メーカー産業スパイ罪で起訴

 2018年11月2日半米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、米司法省は1日、米国の半導体メーカーから企業秘密を窃取したとして中国と台湾の半導体メーカーと個人を起訴したと発表した。(写真は東網のキャプチャー)

 中台のメーカーは福建晋華集成電路(JHICC)と聯華電子(UMC)。米国の同業、マイクロン・テクノロジーから企業秘密を窃取し、中国政府が経営権を握る企業に渡した疑いが持たれている。

 セッションズ司法長官は「マイクロンは半導体メモリーDRAMで20~25%のシェアを持つ。中国は関連の技術を、最近になって取得した。中国による米国でのスパイ活動は拡大している」と指摘。中国の産業スパイ活動を取り締まるため、新たな行動計画を始動したことを明らかにした。

 司法長官は「中国は2015年、経済的利益のため米企業を狙うことはしないと約束したが、守っていない。航空機エンジンのGE・アビエーションとナビゲーションのトリンブルを挙げれば十分だ」と述べた。
 司法長官は「中国の産業スパイを取り締まるため、新たな行動計画の始動を命じた。新行動計画は、中国共産党による米国の学校に対するプロパガンダ活動を含め、米国が新たな驚異に対処するのを助けてくれる」と語った。

米中もし戦わば
ピーター ナヴァロ
文藝春秋
2016-11-29


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