中国軍情報収集機が対馬海峡の上空飛行=空自機が緊急発進

2018年10月30日偵 防衛省統合幕僚監部は29日、中国軍の情報収集機1機が東シナ海と日本海を飛行し、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル(緊急発進)で対応したと発表した。(写真は統合幕僚監部の発表資料より)

 飛行したのはY9情報収集機。対馬海峡上空を通り、東シナ海と日本海を飛行した。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、韓国国防部、外交部は29日、中国軍機が韓国の防空識別圏(ADIZ)に入ったとして、韓国駐在の中国大使を呼んで抗議したと発表した。
 韓国軍統合参謀本部は29日、Y9情報収集機のような航空機が離於島(韓国名、蘇岩礁)上空の韓国のADIZに進入。日本のADIZを飛行後、再び韓国側に入った。中国が韓国のADIZに入ったのは今年6回目となる。

 離於島は、中韓両国が領有権を主張している。

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