山西でもアフリカ豚コレラ 全国10省目 遼寧省・盤錦では3日連続

 2018年10月19日豚農業農村部は17日、山西省大同市の養豚場でアフリカ豚コレラの感染を確認したと発表した。同省での発生は初めて。全国で10省(自治区・直轄市)目となる。遼寧省盤錦市でも3日連続で感染確認された。ニュースサイトの中国網が18日伝えた。(写真は博訊新聞網のキャプチャー)

 同部が中国動物伝染病対策予防センターから受けた報告によると、アフリカ豚コレラ大同市左雲県の養豚場で感染を確認した。飼育中の15頭のうち7頭が発症、4頭が死んだ。

 同センターの報告によると、遼寧省盤錦市大エ(さんずいに圭)区の養豚場3カ所で14~16日の3日連続で確認された。遼寧省ではこの間、錦州市、鉄嶺市の養豚場でも感染が確認された。

 アフリカ豚コレラは今年8月、遼寧省瀋陽市で初めて発生。その後、黒龍江、河南、江蘇、天津など9省(自治区・自治区)でも感染確認が相次いだ。

 博訊新聞網によると、アフリカ豚コレラに関する情報流出は厳しく規制されており、写真・動画の撮影は禁止されているもようだ。情報の規制が感染拡大につながっているとの指摘もある。
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