尖閣諸島付近に中国がブイ設置=日本政府が抗議 日本 2018.10.04 沖縄県尖閣諸島の近くの海上で中国が高さ約10メートルのブイを設置したことが3日までに分かった。設置場所は日本の排他的経済水域(EEZ)内だっため、日本政府は外交ルートを通じ中国に抗議した。日本の報道を引用し、香港メディアの東網が同日伝えた。(写真は東網のキャプチャー) ブイは尖閣諸島の北西約80キロの海域に設置された。黄色で高さと直径が約10メートル。「国家海洋局」の文字が書かれ、アンテナのような物が設置されていた。 菅義偉官房長官は3日、「当該ブイの設置は国連海洋法条約上問題があり得る」と述べた。同条約によると、他国のEEZ内で海洋調査活動を行うことは禁じられている。中国は2016年8月にも日本のEEZ内にブイを設置した。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーーーー ●中国の一方的軍事行動拡大を懸念=防衛相が自衛隊会議で ●中国公船が尖閣領海内を航行、18年に入り集中的に実施 ●中国爆撃機6機が紀伊半島に接近、日米訓練をけん制か