貴州省貴陽市内の清鎮市で18日、小学校2校で児童多数が吐き気や腹痛など食中毒の症状を訴え病院に運ばれた。同日午後5時現在、47人が入院し治療を受けている。清鎮市はトップの党書記らを中心に対策チームを編成し調査を始めた。多彩貴州網が同日伝えた。
児童は、市内のケータリング会社が調理した給食を食べていた。市政府は直ちに会社に対し営業停止を命じた。
中国では小中学校で給食が原因とみられる食中毒事件がしばしば発生。報道によると、江西省吉安市では今月初め、複数の小中学校の児童・生徒が腹痛などを訴え、12人が入院した。4月には雲南省宣威市の小学校で、昼食後の児童が腹痛や吐き気の症状を示し、約50人が病院に運ばれた。
このほか広西チワン族自治区桂林市では今年8月、市内のホテルで、学会に出席していた北京大、清華大の学生・教員が食中毒の症状を示し、252人が治療を受けたと報じられた。
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