
2社は、中央政府所属の中国石油天然気集団(ペトロチャイナ)傘下の長慶油田支社と陝西省政府所属の陝西延長石油。両社の従業員が互いにスコップや棍棒で殴り合い、火炎瓶も使われた。
地元政府の採掘許可を得て、延長石油の従業員が機器を持ち採掘場に入ったところ、待ち構えていた長慶油田支社の従業員に阻まれ争いになった。陝西省公安庁(警察)が捜査を始めた。
両社の採掘場は内モンゴル自治区のオルドス盆地周辺に集中。互いの採掘区域が重なり合い、衝突がしばしば発生。長慶油田支社によると、中山村では今年7月以降、16回の争いが起きている。
争いは、中央と地方勢力の利権争いが背景にあるとみられる。一部のメディアは「中央の正規軍と地回りの戦い」と形容している。
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