中国当局が外国航空会社にウェブサイトなどで「台湾」の表記法を変えるよう求める騒ぎが起きる中、中国政府系紙・環球時報が27日、メッセンジャーアプリ「微信」の公式アカウントで、スウェーデンの家具大手、イケアが公式ウェブサイトの原産国表示で台湾、香港を中国と同列の国家としており「1つの中国原則」に違反していると批判した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が27日伝えた。
環球時報によると、イケアは中国をアジア最大の市場としているが、ウェブサイトの原産国表示で、台湾、香港を中国と同列に国家として記している。中国消費者が訴えを続けてきたが、改善がないという。