
地元行政機関と地下鉄会社は、傾斜した民家を取り壊すとともに、工事現場の坑内や地盤の強化作業を行った。また、第三者機関のデータを参考に安全を確認した上、順次、周辺住民の帰宅を進めた。当局と地下鉄会社が詳しい事故原因の究明を進めている。
ネットの投稿映像によると、民家や約15度傾き基礎が露出。周辺に家具や衣類が散乱していた。事故当時、室内には家主と賃貸人がいたとの情報がある。民家と地下鉄工事現場の距離は約3メートルだった。
地下鉄広州~仏山線延伸線は今年末に開業の予定。事故現場では、同線の終点の瀝キョウ(さんずいにワかんむり、工の下に口)駅などの建設が進められている。
広東省では地下鉄工事に絡む道路陥没などの事故が多発している。今年2月には、広東省仏山市の地下鉄2号線の建設現場で路面が陥没し8人が死亡した。
★参考情報★
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