トランプ大統領、中国「一帯一路」政策強く批判 「国際貿易を破壊し侮辱」

2018年8月10日帯 ニュースメディアのポリティコによると、トランプ米大統領は7日夜、ニュージャージー州で米大企業幹部らとの夕食会で、中国のシルクロード経済圏構想「一帯一路」について、国際貿易を破壊し侮辱するものだなどと強く批判した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が9日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、米上院議員16人も3日、一帯一路について「中国主導の世界経済秩序の樹立が目的だ」などとして強い懸念を示す内容の書簡を、ムニューシン財務長官とポンペオ国務長官に送った。

 トランプ大統領によると、一帯一路に対する懸念は習近平国家主席にも伝えたという。大統領はさらに夕食会で、名指しを避けながら明らかに中国を念頭に「ある国のほとんどすべての留学生がスパイだ」となどと述べて非難した。

 夕食会は、米国の経済情勢を知るなどの目的で行われ、ボーイング、ペプシコ、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の最高経営責任者(CEO)が出席した。

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