ワクチン被害の救済求め抗議 市民数十人、北京の当局前で

2018年7月31日苗 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、低品質のワクチンなどで被害を受けた子どもの父母ら約30人が30日午前、北京市の国家衛生健康委員会庁舎前で、国家賠償やワクチン規制の立法などを求めて抗議活動を行った。(写真は東網のキャプチャー)

 中国では、深セン証取上場の大手製薬会社、長春長生生物科技(吉林省長春市)が品質基準に達しないジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチンを生産していた事件が社会を揺るがせている。

 約30人は同委員会前の路上で「ワクチンの法規制は必然」、「ワクチン被害者に正義を」などと書いた横断幕を掲げ、国家賠償や立法、関係者の刑事責任の追及などを求めた。

 長生生物事件を巡り、習近平国家主席が今月23日、悪質で驚くべき行為だとして、真相究明と厳しい責任追及を指示。中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、長春市の警察は29日、長生生物科技のトップの高俊芳董事長ら18人の逮捕許可を検察に求めた。

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