破綻した投資会社の個人投資家が座り込み 警官ともみ合いも 深セン

2018年7月24日詐 経営破綻した広東省深セン市の投資会社「深セン投之家金融信息服務有限公司」(投之家)が詐欺の疑いで警察の捜査を受け、出資していた個人投資家約400人が23日、同市中心部にある深セン市共産党委員会近くの中信広場で座り込みを行った。警察官数十人が立ち去るよう求めて一時もみ合いになった。香港メディアの東網が同日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 個人投資家らは23日午前10時ごろ、雨の中、多くがマスク姿で中信広場に終結。損失回避のため政府の介入を求めるスローガンを書いた紙を手に持ち座り込んだ。同社には約4万人が投資し、最高で1400万元(2億3000万円)を投じた人もいた。

 警察官数十人が出動し、座り込みの模様を録画する一方、広場からの撤収を呼び掛けた。双方が一時もみ合いとなり、10数人が連行された。座り込みは同日11時ごろ終わった。

 投之家は14年6月にオンラインで営業を開始した。その後、経営状態が悪化し、今月13日、一部の債権が回収できななくなったと発表した。深セン市は17日、詐欺の疑いで捜査に着手。責任者の黄詩樵CEO(最高経営責任者)を拘束した。

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