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    カテゴリ: 中・EU関係

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     22021年5月06日欧欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は4日、AFP通信の取材に対し、中国と昨年末に基本合意した投資協定について、EUでの批准に向けた取り組みを「現在は停止している」と明らかにした。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が5日伝えた。(写真はRFAのサイト画面)

     EUが今年3月、新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐって中国に制裁を科したのに対し、中国もEU加盟国に報復制裁を発動した。ドムブロフスキス氏は「このような環境は、協定の批准に不利だ」と指摘した。さらに「批准に向けた取り組みは、もっと大きな範囲で、EUと中国の関係がどう変わるかにより決まる」と語った。

     EUと中国は昨年12月、ドイツの強い後押しで、投資協定の署名した。発効には欧州議会などの批准が必要だが、米国が反対。欧州内部でも批判が起きている。

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    EUが32年ぶり対中制裁 ウイグル族人権侵害
    米中外交トップ会談開幕 新疆、香港、台湾で応酬

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     22021年3月24日投米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、欧州連合(EU)が22日、ウイグル族への人権侵害に関与した中国新疆の幹部4人と機関に制裁を実施したことに対抗、中国が直ちに欧州議会の議員や欧州の学者10人、4つの機関に対し入国禁止などの報復制裁を発動した。(写真はRFAのサイト画面)

     米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、EUと欧州議会の指導者は、報復制裁の対象となった議員への支持を表明するとともに、昨年12月に締結で合意した欧中投資協定について、批准の審議を中止した。

     欧州議会・国際貿易委員会のジュラ副委員長はメールとツイッターで「中国の制裁は受け入れられない。中国から不公正な制裁を受けた欧州議会議員を全力で支持する」と述べた。

     VOAによると、制裁の対象となった欧州議会のグリュックスマン議員はツイッターで「私は制裁リストに載せられ、中国に(家族を含めて)入れない。ウイグル族と人権のため声を上げたためだ。制裁は私の栄誉だ」と語った。 

     中国は昨年12月、大幅な譲歩を行って、EUと投資協定締結で合意。中国に対する米欧の連携を破壊する動きとして、米政府が反発していた。しかし、投資協定は、欧州議会の批准が必要。専門家の1人は「中国は肝心な時点で、欧州議会議員への制裁を発動した。石で自分の足を打つようなものだ」と指摘した。

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     米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、欧州連合(EU)は22日、外相理事会を開き、少数民族ウイグル族への人権侵害を行ったとして、中国の公務員4人と団体1つに対し、渡航禁止や資産凍結などの制裁を実施することを決めた。EUが中国に制裁を行うのは1989年の天安門事件以来32年ぶり。

    22021年3月23日米 中国外務省は、中国とEUの関係を損なうとして反発し、報復を示唆した。新疆の人権侵害に対しては、米英カナダも対中制裁の実施を宣言した。(写真はVOAのサイト画面)

     米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、制裁対象は新疆ウイグル自治区党副書紀・王君正、同自治区党常務委員・王明山、同自治区政府副主席・陳明国、同自治区人民代表大会常務委員会副主任・朱海侖の4氏。団体は新疆生産建設兵団公安局。

     今回の制裁は、象徴的なものだが、EUの対中姿勢の強硬化を示す。EUはこれまで、中国を友好的なパートナーとみなしてきたが、中国が人権と自由を侵害しているとの認識に転じた。EUは89年の天安門事件の際、中国への武器輸出を禁じる制裁を発動した。


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    22021年3月11日独 台湾・中央通信社によると、ドイツのマース外相は10日、米シンクタンク「ブルッキングス研究所」主催のイベントで演説し、バイデン大統領の就任で米独関係が改善したとして、人権侵害などに対する中国とロシアへの制裁で、米国と協調する方針を示した。(写真はVOAのサイト画面)

     マース外相は、米独が共通の利益と価値観を守るため、共同歩調を取るべきだが、トランプ前政権時代には協調が欠けていたことに遺憾を表明した。

     マース外相によれば、トランプ前政権時代、ドイツは北大西洋条約機構(NATO)の分担金の未納や、ロシア産天然ガスの輸入問題で米国の圧力をにさらされ続けた。

     マース外相は、今後は制裁などで共同歩調が取れると協調。既にロシア政府によるウクライナ過激派への武器提供や、プーチン大統領の反体制派弾圧で、欧州連合(EU)と共同でロシアへの制裁に乗り出したことを強調した。

     米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によれば、マース外相は一方で「ドイツは、西側と東側が対抗する考えに賛成できない。経済の完全なデカップリングにも不賛成だ。全世界がともに直面する重大問題を解決するため、互いの接触が必要だからだ」と述べた。


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    バイデン氏、当選後初めて中国主席と電話会談
    米中外交トップ電話会談=米「同盟国と脅威に対処」

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    22021年2月12日英 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国国家ラジオ・テレビ総局は12日、英BBC放送の中国内での放送を禁止すると発表した。中国外務省も先に、BBCの新疆を巡る報道を「歪曲、中傷」と批判し、謝罪を要求していた。放送禁止は、中国当局によるBBCへの新たな懲罰となる。(写真はVOAのサイト画面)

     米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、BBCはこのほど、中国政府が新疆に設置した再教育収容所で、ウイグル人の女性が性的虐待を受けていると報道し、世界的な反響を呼んだ。中国外務省は、根拠のない報道として強く批判した。

     中国当局によるBBCの放送禁止について、ラーブ英外相は「中国はメディアとネットに対し、世界で最も厳しい規制を行っている。今回の措置は、世界における中国の名誉を傷つけることになる」と述べた。米国務省のプライス報道官も、中国当局の決定にたいし「断固、非難する」とするコメントを発表した。

     なお英放送通信庁(Ofcom)は先に、中国国営の英語放送、中国環球電視網(CGTN)に対し、英での放送免許を取り消した。英放送法では、コンテンツの編集権と監督権を持っていることを放送免許の保有の条件としている。しかし、放送免許を持つCGTNは中国当局の管理下にあり、編集権を持っていないとした。
     
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    英、香港との犯罪引き渡し条約停止 国家安全維持法に反発
    米国務長官が声明 中国の新疆政策は「民族絶滅」
    米政府、ウイグル人権侵害の共産党幹部4人に制裁

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