北京市空気重汚染応急指揮部は11日、13日零時から15日24時まで、大気汚染で上から2番目のオレンジ警報を発令した。警報発令中は交通規制が実施され、排ガス基準「国1」「国2」の小型ディーゼル車、建築廃材や土砂の運搬車などの市内通行が禁止される。澎湃新聞が11日伝えた。 

 同警報発令中、「工業企業操業停止・縮小リスト」に搭載の企業は操業停止か縮小が義務となる。屋内外の塗装や吹付け作業、建築物の解体、土木工事も禁止。幼稚園・小中学校で児童・生徒の屋外活動の中止が勧められる。 

 北京市環境保護局は11日、気象条件の影響で北京・天津・河北(京津冀)周辺地域で12日~17日、「重度」の大気汚染になるの見通しを明らかにした。一部都市では「深刻」な汚染になる見込み。