海南省文昌市東郊鎮で11月30日午前7時半ごろ、カッターナイフを持った男が小学校に侵入、児童に切りつけた。5人が負傷し2人が首を切られたが命に別状はない。男は間もなく、駆けつけた警官に取り押さえられた。30日付星島日報が伝えた。 

   ネット情報によると、児童の1人は「本当に怖かった。男が妹がいる教室に入ったが、妹は逃げて無事だった」と話している。

 男は警官にさすまたで取り押さえられたが、一時、怒った住民に袋叩きになった。警察が男を拘束し、動機などを取り調べている。

 中国各地で刃物による通り摩事件が頻発しており、今年7月には、広東省深セン市宝安区のスーパーで、男が刃物で買い物客を襲い11人が死傷。5月には貴州省安順市で、男が通行人に刃物で切りつけ約20人が死傷する事件が起きた。