中国メディアの中新経緯などによると、中国共産党中央紀律検査委員会と国家監察委員会は6月12日、交通運輸省の党組織メンバーで国家鉄道局トップの党委委員会書記兼局長の費東斌氏が、重大な規律違反および法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。同党中央が直接任命する「中央管理幹部」の中で、2025年に入り失脚が発表されたのは費氏で27人目となった。 費氏氏は1970年8月生まれの54歳。2005年以降、瀋陽鉄路局、青蔵鉄道、鉄道省、北京鉄路局で要職を歴任し、内モンゴル自治区で市長、河南省で副省長などを務めた。2022年に交通運輸省党組織メンバー兼国家鉄道局共産党委員会書記に転任し、同年10月からは局長も兼ねていた。中国共産党第20回党大会代表で、同中央委員会候補委員でもある。
調査公表のわずか１週間前の6月5日には、費氏は北京でモンゴル鉄道局長と会談し、両国の鉄道相互接続や協力深化について意見を交わしたばかりだった。
国家鉄道局は2013年に中国鉄道省が解体された際に設立された機関で、鉄道の規制・監督を担う。鉄道省の鉄道運営部門は「中国国家鉄路集団（旧・中国鉄道総公司）」に移され、国家鉄道局は交通運輸省の下で鉄道安全、技術標準、建設・運行規制などを担当する行政機関として運営されている。
◇出典
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https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E4%B8%AD%E5%9C%8B/60247237/%E5%9C%8B%E5%AE%B6%E9%90%B5%E8%B7%AF%E5%B1%80%E5%B1%80%E9%95%B7%E8%B2%BB%E6%9D%B1%E6%96%8C%E4%BB%BB%E4%B8%8A%E8%A2%AB%E6%9F%A5-%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E8%90%BD%E9%A6%AC%E4%B8%AD%E7%AE%A1%E5%B9%B9%E9%83%A8%E7%B4%AF%E8%A8%8827%E4%BA%BA
