江西省南昌市の住宅団地「保利天匯一期」で、建物屋上の小型構造物の外壁が崩壊し、大量のレンガや石が落下した。建物周辺に駐車中の複数の車両が押し潰されたが、けが人の情報はない。発生当時、南昌周辺は強風に見舞われていた。香港メディアの星島日報が伝えた。（写真は事件を伝える星島日報のサイト） 住民の一部から外壁崩落は手抜き工事のためとの指摘が出ている。住宅団地では一部の部屋で、室内のひび割れが見つかっており、住民からは建物全体の品質に疑念の声が挙がっている。今回の事故後、住宅団地の管理会社が現場を保全せず清掃を急いだことにも、住民の不信感を強めた。
事故後、住民の一部は安全を懸念し、通常の出入口を避けて地下駐車場通路を使用するようになった。
住宅団地の建設を請け負った業者は「今回の崩壊は設計上の欠陥による」として、手抜き工事の疑いを否定しているが、住民は納得していない。事故現場の様子は中国の動画アプリ「抖音（ドウイン）」などにも投稿され、大きな反響を呼んだ。
南昌市の住宅都市建設局（住建局）は現地に調査員を派遣し、安全確認を進めている。現在は専門家の鑑定結果を待っているところだという。
◇出典
https://std.stheadline.com/realtime/article/2064212/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%B1%86%E8%85%90%E6%B8%A3-%EF%B8%B1%E5%8D%97%E6%98%8C%E5%B1%8B%E8%8B%91%E6%A8%93%E9%A0%82%E7%A3%9A%E7%89%86%E9%81%AD%E5%90%B9%E6%95%A3-%E7%9F%B3%E5%A1%8A%E5%A3%93%E7%88%9B%E5%A4%9A%E8%BC%9B%E6%B1%BD%E8%BB%8A
