25年4月16日NETA中国自動車業界の競争が激化する中、「NETA(ネータ)」ブランドで中低価格帯の電気自動車(EV)を販売する、中国の新興EVメーカー、合衆新能源汽車(浙江省嘉興市)が深刻な経営危機に陥っている。複数の関係者によると、退職や解雇時などに支給する、補償金約4億元(約78億円)が未払になっており、対象者は約3000人に上る。同社の共同創業者の1人で、前CEO(最高経営責任者)の張勇氏は、英国に渡航したとの情報がある。

 NETAは2014年に設立され、22年には15万2000台を売り上げて、新興EVメーカーの首位となった。しかし23年以降は販売台数が急減し、25年1月の中国国内の販売台数はわずか110台に落ち込んだ。

 24年には給与の削減や人員整理が相次ぎ、同年11~12月には大量の社員が退職交渉の末に離職。この時期に経営悪化が表面化した。12月には会社の戦略見直しを理由に、張勇がCEOを退任して顧問職に移り、創業者で董事長の方運舟がCEOを兼任することが発表された。

◇出典

https://www.nbd.com.cn/articles/2025-04-15/3833217.html

https://www.nbd.com.cn/articles/2025-04-14/3830593.html

https://36kr.com/p/3250083935183369?utm_source=chatgpt.com

https://www.cna.com.tw/news/acn/202504150187.aspx