
警察官8人は障害と自白強要容疑で起訴され、河北省保定市蓮池区人民法院(裁判所)で13~14日初公判が行われた。8人は容疑を否認した。
暴さんと父親、兄弟ら9人は2022年7月労働者への暴行や高利貸しの疑いで河北省新楽市公安局に拘束され、地元のホテル「新楽賓館」での居住監視を命じられた。うち暴さんは13日後、下肢静脈血栓とそれが肺動脈に詰まることによる急性呼吸・循環機能不全で死亡した。
他の拘束者は、暴さんとともに「新楽賓館」の部屋で警察官から、電話機やシャベルの柄、ベルトでの殴打、電気ショックを与える警棒による打撃、吊し上げなどの拷問を受けたと証言した。家族は、拷問が暴さんの死因になったと主張している。
警察官8人は拘束されたが、新楽市公安局は23年6月に「刑事責任を追及するのは不適切」として保釈した。しかし23年11月、暴さんの家族の強い訴え受けた河北省人民検察院が再捜査した上、8人を起訴した。
台湾の中央通信社によると、居住監視制度は、捜査当局が被疑者の供述を得るために、暴力や長時間の尋問を行うとして長年にわたり批判を受けてきた。この制度によりこれまでも複数の死亡事件が発生している。
○会社経営者が「居住監視」中死亡 後にえん罪と判明
◇出典
https://std.stheadline.com/realtime/article/2053527/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%9A%B4%E5%88%91%E9%80%BC%E4%BE%9B%EF%B8%B1-%E6%8C%87%E5%B1%85-%E8%80%85%E7%8C%9D%E6%AD%BB%E6%A1%88%E6%9B%9D%E5%85%89%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%8A%98%E7%A3%A8%E6%89%8B%E6%AE%B5-8%E8%A2%AB%E5%91%8A%E7%BF%BB%E4%BE%9B%E5%BE%85%E5%88%A4