台湾の中央通信社によると、陝西省渭南市蒲城県の職業教育高校「蒲城県職業教育中心」で2日未明に起きた生徒の死亡事件をめぐり、学校側の事実隠蔽に怒る住民と当局の間の緊張が8日現在も続いてる。抗議活動に参加した住民多数が拘束されたほか、同校の生徒や関係者の外出が禁じられた。
生徒の死亡後、母親が学校側から対面を拒否されたことが分かり、激怒した住民ら数百人が6日、警官隊の阻止線を突破して構内に突入し、副校長を殴打した上、説明を求めた。ネット上には、警官隊と対峙したり真相究明を求める群衆を映した動画などが多数投稿されている。
ネット上の動画などは次々に削除されているが、民衆の間で議論はなお続いている。蒲城県では7日以降、学校周辺1キロ以内では道路の通行が制限。村落には警察官の詰め所が設置され住民の外出が禁じられている。警察はまた、抗議活動に参加した民衆を特定し次々に拘束している。
中国のネット上では「蒲城」の二文字が「敏感語」となり、検索しても公式発表のみが多数表示される。また、死亡した生徒の母親が、自身で作成したとする短編動画を投稿し、「デマを信じないで」、「私と学校を静かにしておいて」などと呼び掛けた。当局を代弁する内容に疑問の声が挙がっている。
中国のネット上では「蒲城」の二文字が「敏感語」となり、検索しても公式発表のみが多数表示される。また、死亡した生徒の母親が、自身で作成したとする短編動画を投稿し、「デマを信じないで」、「私と学校を静かにしておいて」などと呼び掛けた。当局を代弁する内容に疑問の声が挙がっている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202501080306.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/xinwenkuaixun/2025/01/08/mw-china-human-rights-shaanxi/
◇参考情報