2025年1月7日抗議 台湾の中央通信社によると、陝西省渭南市蒲城県の職業教育高校「蒲城県職業教育中心」で2日未明、生徒1人が寮の建物から転落して死亡したが、母親が学校側から対面を拒否された。激怒した住民ら数百人が6日、警官隊の阻止を振り切って構内に突入し、副校長を殴打した上で説明を求めた。(写真は聯合報のサイト)

 中国メディアの央広網によると、同校の3年生の生徒は1日午後10時ごろ、おしゃべりがうるさくて眠れないと他の生徒に不満を述べたところ、けんかとなった。2日午前3時ごろ、寮の建物の外で生徒が倒れているが見つかり、出動した救急隊員が、死亡を確認した。

 ネット情報によると、生徒を殴った相手は政府高官の子女だったため、大規模な抗議活動に発展した。

 死亡した生徒の母親は、2日午前3時、担任教師からの電話連絡を受けて学校に急行したが対面が許されず、同日7時になって亡くなったことを告げられた。母親はネットに「現場を見せてくれと頼んだが、学校と警察に拒否された。真相を知りたい」などと投稿した。

 X(旧ツイッター)に投稿された写真では、数百から1000人の群衆が警察の人垣を突破して学校内に進入し、副校長を殴った。数人が警察に拘束されたもよう。抗議活動は6日までに終息したとみられる。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202501060329.aspx

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1820481224004473996&wfr=spider&for=pc

https://udn.com/news/story/7332/8472380?from=udn-catelistnews_ch2