2024年12月9日倉庫中国メディアの新京報によると、山東省栄成市の石島東山工業園にある水産品加工会社、山東藍潤集団の建設中の低温倉庫で7日午後1時ごろ、断熱材から出火し、作業員9人が行方不明になった。消防救援隊が急行して消火活動とともに9人の捜索を行ったが、8日午前5時ごろ全員遺体で見つかった。同隊などが火災原因の調査を始めた。(写真は新京報のサイト)

 目撃者によると、現場の倉庫からは同日午後4時になっても黒い煙が上がっていた。目撃者は現場から約1キロ離れていたが、周辺に刺激臭が漂っていたという。

 山東藍潤集団は、水産品の冷凍品や加工品を生産。傘下に水産会社や低温物流会社、食品加工会社がある。出火した倉庫は、傘下の低温物流会社、威海斉東海通冷鏈物流が建設していた。

 中国では倉庫火災がしばしば発生。2023年3月には、河北省滄州市の解体中の低温倉庫から出火。逃げ遅れた作業員11人が死亡した。21年1月には、山東省済南市歴下区の卸売市場で、解体作業中の冷凍冷蔵倉庫で火災があり、作業員1人が死亡した。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_29586333?fromModule=lemma_middle-info

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1817833557255696356&wfr=spider&for=pc

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1817792600425265493&wfr=spider&for=pc


◇参考情報