2024年12月4日深セン 中国メディアの観察者網によると、広東省深セン市宝安区の航城街道地区の高速鉄道「深江線」の建設工事現場で4日午後11時ごろ、地面が突然陥没して、作業員13人が行方不明になった。広東省と深セン市政府の指導者が現場に急行し、施工者の鉄道会社、厦深鉄路、建設会社と協力して救出作業を進めている。(写真は星島日報のサイト)

 深セン市当局は、付近を通る高速道路と幹線道路の一部を閉鎖。現場の警察官らがう回を指示した。
 深江線は、広東省深センと江門市間の116キロ。深セン、広州、東莞、中山、江門の5市を結ぶ。完成後は時速250キロでの運転を予定。工事は22年10月に始まった。広州と東莞間は珠江の河口部分で地質が複雑とされている。

 中国では地下鉄工事現場などで地面や路面の陥没事故がしばしば発生。今年7月と6月には陝西省西安市と四川省成都市の地下鉄工事現場で路面が広い範囲で陥没した。どちらもけが人の情報はない。

 深セン市では昨年8月、宝安区の石岩街道で道路の路面が突然陥没し走行中のダンプカーの後部がはまり込んだ。運転手にけがはなかった。

◇出典

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◇参考情報

成都の地下鉄工事現場で路面陥没 けが人の情報なし