2024年12月5日崩落 中国メディアの澎湃新聞によると、国有食糧備蓄会社、中国儲備糧管理集団(中儲糧、シノグレイン、北京市)の山東省済寧市金郷県の建物の建設工事現場で3日午後3時ごろ崩落事故があり、作業員6人が死亡、1人が重傷を負った。さらに1人ががれきの下敷きとなり救出作業が行われている。(写真は星島日報のサイト)

 工事は建設会社の中建七局第二建築(江蘇省昆山市)が受注。当日はサイロの屋根の骨組みの撤去作業が行われていた。金郷県当局が事故原因を調査を始めた。

 中国では建設工事中の崩落による死傷事故がしばしば発生。今年2月には遼寧省大連市のコンベンション施設、大連国際会展中心の撤去工事中に建物が崩落。作業員4人が死亡した。23年11月は、浙江省温州市永嘉県で、修復工事中の4階建て住宅が崩落して作業員4人が死亡。同年5月には、広西チワン族自治区柳州市で建物の撤去作業中、建物の壁面が崩れて1人が死亡、1人がけがした。

◇出典

https://m.thepaper.cn/baijiahao_29547337