東京電力福島第1原子力発電所の処理水をめぐり、中国外務省の林剣副報道局長は3日、記者会見で、中国の専門家が福島県の近海で海水のサンプルを採取したと発表した。近く中国に到着し国内の専門研究機関で計測が行われる」と述べた。台湾の中央通信社が3日伝えた。
林副報道局長は「日中の合意に基づき、日本側は国際原子力機関(IAEA)の枠組みの中で、核汚染水(処理水)の海洋放出に対する国際的な監視と中国など『利益関係国』の独立のサンプル採取と検査に同意した」と述べた。林副報道局長は会見で「核汚染水」の語を繰り返した。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202412030315.aspx
https://udn.com/news/story/7331/8401320?from=udn-catelistnews_ch2