中国メディアの極目新聞によると、河北省保定市蠡県の津石高速道路の料金所付近で1日午後8時ごろ、20~30台が絡む玉突き衝突事故が起きた。事故当時、現場一帯は濃霧で、「視程」(水平に見渡せる距離)は10メートルだった。警察によれば、けが人はいない。
複数のネット情報によれば、交通事故後、2日午前1時ごろまで5時間余り通行止めが続いた。付近の住民によれば、渋滞にいらつく運転手により、2日午前9時ごろまでクラクションが鳴り続けた。
ネットの投稿情報によれば、同日午後8時20分ごろ、料金所付近で、衝突した20数台がひとかたまりになっているのが見えた。さらに約30メートル進んだところでさらに7~8回の衝突音が聞こえたという。
蠡県の高速道路交通警察隊によると、事故原因は濃霧で「視程」が縮小。2日現在も50~100メートルにとどまり、通行できない状態が続いた。
中央気象台は2日、北京、天津、河北中南部などに濃霧では4段階で上から3番目の「黄色警報」を継続発令。視程が500メートル以下、一部では200メートルを下回るとして警戒を呼びかけた。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1814581663284122763&wfr=spider&for=pc
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20241102/bkn-20241102131434795-1102_00822_001_cn.html