中国メディアの金羊網によると、河北省秦皇島市で10月29日、刺激臭がするとの訴えが多数、ネット上に挙がり、せきや鼻水、くしゃみの症状が出た住民も多数に上った。秦皇島市環境局は「多くの住民が電話で知らせてきた。外出を減らすよう求めたい」とコメントした。 10月30日現在も刺激臭の原因は不明。ネット民からは「何時間経っても何のガスか分からないなんて」などと怒りの声が挙がった。市環境局の外出自粛の呼びかけに対しても「外出を減らすより、なぜ全市の活動停止を求めないのか」など当局の対応への批判も出ている。
中国メディア瀟湘晨報によれば、秦皇島市政府の住民サービス窓口の係官は30日「住民多数から刺激臭がするとの通報があった」と認めた。一方で「環境局に連絡したが回答はない」と述べた。
ネット上では、秦皇島開発区の住民が「自宅で子どもが刺激臭がすると言った後に嘔吐した。荷物をまとめたホテルに避難した」と書き込んだ。
このほかネット上では「化学工場で爆発があった」などの情報が拡散。秦皇島市の係官は「化学工場関連の報告は受けていない」としてデマと結論付けた。
◇出典
https://news.ycwb.com/2024-10/30/content_53020200.htm
https://std.stheadline.com/realtime/article/2032530/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%A7%A6%E7%9A%87%E5%B3%B6%E7%8F%BE%E4%B8%8D%E6%98%8E%E5%88%BA%E9%BC%BB%E8%BE%9B%E8%BE%A3%E7%A9%BA%E6%B0%A3-%E5%B1%85%E6%B0%91%E5%92%B3%E5%97%BD%E6%B5%81%E9%BC%BB%E6%B6%95
◇参考情報
