2024年10月8日パキスタン中国メディアの環球網によると、パキスタン南部のカラチにあるジンナー国際空港で6日午後11時ごろ、中国人技術者らを乗せた車列が空港を離れた直後に爆弾によるテロ攻撃を受け、中国人2人が死亡、1人がけがした。他に多数のけが人が出た。(写真はBBCのサイト)

 中国外務省は7日、徹底した事件の捜査と犯人の処罰とともに、安全確保の漏れを徹底的に防ぐようの求めた。

 英BBC放送によれば、在パキスタンの中国領事館は、テロ攻撃を受けたのは中国人技術者らの車列で、シンド州の発電所建設現場に向かっていたと述べた。

 同領事館によれば、パキスタンの反政府武装組織、バルチスタン解放戦線(BLF)の犯行とみられる。BLFはこれまでにも中国人を標的としたテロ攻撃を繰り返してきた。

 同領事館によれば、死亡した中国人技術者2人は、中国資本の発電会社「ポート・カシム・パワー・ジェネレーション」の所属。同社はカラチ近くのカシム港で、石炭火力発電所2カ所の建設を計画している。

 BLFは7日、中国人技術者と投資家を乗せてカラチを出発した車列を標的にテロ攻撃を行ったことを認める犯行声明を発表した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1812296448514447855&wfr=spider&for=pc

https://www.bbc.com/zhongwen/simp/69398725