香港メディアの星島日報によると、上海市松江区松匯中ロのスーパーマーケット、ウォルマートで9月30日、買い物客ら18人が刃物で襲われ死傷した事件で、容疑者の林衛虎容疑者(37)は、給料の未払いで生活に困窮し、最近は路上生活をしていたことが分かった。(写真は星島日報のサイト)
林容疑者は広西チワン族自治区出身で、2012年以降、知人の男(45)の下で建設現場で働いていた。その後3万~4万(約61万~82万円)の賃金が未払いとなり、再三要望しても支払われなかった。
林容疑者は8月23日、広東省東莞市から、知人の男の会社がある上海市奉賢区に到着。夜は路上に寝泊まりしていた。9月10日、無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」で知人に賃金支払を求めたが実現せず、スマートフォンも売却した。
上海の警察は、林容疑者が経済的なトラブルを抱えており、怒りを発散させるため犯行に及んだと発表している。林容疑者は、犯行に使った刃物2本を、動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」で購入したと供述している。
事件では客ら3人が死亡、15人がけがした。負傷者のうち6人が重体だという。
◇出典
https://std.stheadline.com/realtime/article/2026949/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E6%96%AC%E4%BA%BA%E6%A1%88%EF%B8%B1%E5%85%87%E6%89%8B%E8%BF%BD%E8%96%AA%E5%A4%B1%E6%95%97%E6%B5%81%E8%90%BD%E8%A1%97%E9%A0%AD-%E6%8A%96%E9%9F%B3%E8%B2%B7%E5%88%80%E4%BD%9C%E6%A1%88%E9%81%8E%E7%A8%8B%E6%9B%9D%E5%85%89
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