台風11号は6日午後4時20分ごろ、海南省文昌市に上陸し7日午後5時現在、省内の19市・県の52万6100人が被災した。文昌市で死者はいないが、各種のインフラが被害を受け、家屋の約2万5000戸が損壊した。
送電会社の海南電網によると、省内の利用者の3分の1が停電している。海南電網は、広東、広西、貴州などから1万人近くを現地に動員し、修理を急ぐ方針だ。
澎湃新聞によると、経済的損失は7日午後3時現在、省都海口市が263億2400万元、文昌市が327億元の計590億2400万元(約1兆1800億円)に上った。
国有発電会社、華能集団傘下の華能海南発電によると、同社の文昌市内の風力発電設備5~6基が折れて倒れた。ただ、これらの設備は増強工事中で発電はしていなかった。いずれも保険に加入していたという。
◇出典
https://www.chinanews.com.cn/sh/2024/09-07/10282150.shtml
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_28672713
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1809681720436262971&wfr=spider&for=pc