中国メディアの中国網などによると、浙江省杭州市西湖区の住宅団地「西渓世紀中心園区」で12日正午ごろ、出前配達員の男性が誤って団地内の緑地の柵を壊したところ、警備員に跪きを強要された。まもなく仲間の出前配達員ら数百人が集まる抗議活動に発展した。（写真はRFAのサイト） まもなく大量の警察官が出動。出前配達員に撤収を呼びかけたが、配達員らは中国国歌を歌いながら抗議を続けた。ネットに投稿された映像によれば、配達員の一部は警察車両にペットボトル入りの飲用水を投げつけた。
複数の中国メディアによれば、出前配達員の男性が柵を壊した後、配達用のバイクの鍵を警備員に抜き取られた上、罰金200元（4100円）の支払いと跪いて謝罪するよう求められた。
出前配達員の男性が跪く写真が、まもなく仲間の配達員にも拡散し、強い怒りを呼び起こした。さらに住宅団地の管理者に謝罪を求めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）に対し、杭州市の男性は「中国は現在、失業者が多く、多くが出前配達員として生計を立てている。当局が警官隊を出動させたのは、下層の衝突が他に拡大するのを恐れたためだ」と述べた。
◇出典
https://www.baidu.com/link?url=_ECwOyDazl4hW46YefSQP-j4aL5j9itiN6TIHiQ7yUulZ517T_MqDH0oGBFqeFlFlztsnfpxBID7K1OKcasGaK&wd=&eqid=ee17389c00c69ae30000000666bab567
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shehui/kw-china-mistreatment-food-deliverer-08122024101644.html
◇参考情報
