2024年8月9日売買 中国メディアの21世紀経済報道によると、山西省の製薬会社が各地の火葬場から、病気以外の原因で死亡した20~60歳の遺体を買い取り、骨を病院に医療材料として転売していたことを、北京市の易勝華弁護士が7日、SNS(交流サイト)で暴露した。(写真は中央通信社のサイト)

 易弁護士によると、公安省刑事捜査局が山西、四川、広西などで捜査を進めており、既に70人余りが起訴された。購入された遺体は数千体に上り、取引額は3億元(約61億円)を超えるという。

 山西省太原市公安局が今年5月23日に作成した資料によると、同市の製薬会社、山西奥瑞生物材料(山西奥瑞)は2015年1月から23年7月にかけ、四川、広西、山東で遺体を違法に購入。骨を取り出して加工し、同種骨移植の材料として病院に販売していた。

 同局によれば、同社は15~23年に約3億8000万元を売り上げた。同局が押収した原材料の人骨と半製品は18トン余り製品は3万4077点に上った。

 山西奥瑞の総経理(経営責任者)は、出資したり人員を派遣するなどして、火葬場4カ所を経営支配。火葬場の職員に指示して、粗雑なやり方で遺体を解体させた上、骨を社内に持ち帰り加工していた。火葬場4カ所が同社に提供した人骨は4000体分以上に上るという

◇出典

https://finance.sina.com.cn/roll/2024-08-09/doc-inchyshw2922138.shtml

https://baike.baidu.com/item/%E6%98%93%E8%83%9C%E5%8D%8E/1164062?fr=ge_ala

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/renquanfazhi/hcm2-lawyer-yi-shenghua-08082024084408.html