中国メディアの南方新聞網よれば、国家市場監督管理局は6日、米電気自動車(EV)大手のテスラが中国の関連会社2社を通じ、リコール(回収・無償修理)を届け出たと発表した。2020年10月から24年8月に輸入したモデルSとモデルX、この間に中国で生産したモデル3とモデルY計168万3627台が対象となる。(写真は中央通信社のサイト)
テスラによれば、フロントトランクのふたのロックが解除されても、システムが検知できず警告が表示されない。最悪の場合は、運転中にフロントトランクが空いて、運転手の視野を妨げて、衝突する危険性がある。
テスラの北京と上海の関連会社が、ネット経由で更新する「オーバー・ジ・エア」(OTA)方式によりリコール対象の車両のソフトウエアを無料でアップデートする。その後は、ロックの解除や故障を感知すれば「フロントトランクがロックされていません」と表示され警報音が鳴るようになる。OTAが行えない場合は、サービスセンターで対応するという。
◇出典
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